株式会社タバネルが、全国の20~59歳、従業員30人以上企業の会社員に「退職代行サービスについての意識調査」を実施し、その結果を公表しました。
490人の調査結果をまとめたものだということです。
1.あなたは「退職代行サービス」をご存知ですか?
・過去に利用したことがある 3.7%
・自分は利用したことがないが、職場に利用した人がいる 12.9%
・自分、職場に利用した人はいないが、内容は知っている 33.3%
・内容は知らないが、名前は聞いたことがある 31.6%
・知らない、わからない 18.6%
年代別に見ると、
利用経験は、20代で6.5%、30代で9.8%、40代で0.7%、50代はなし。詳細認知度は、20代で65.6%、30代で58.9%、40代で46.6%、50代で35.3%
2.退職の際は、退職代行サービスを使わずに、本人が勤務先に退職の意向を伝えるべきだと思いますか?
・そう思う 22.9%
・ややそう思う 22.7%
・どちらとも言えない 33.3%
・あまりそう思わない 11.8%
・そう思わない 9.4%
3.退職代行サービスの相場3万円前後はどう思いますか?
・高い 21.6%
・やや高い 19.4%
・どちらとも言えない 46.3%
・やや安い 8.4%
・安い 4.3%
上記の調査で、30代の有効回答数は112名だったそうですが、そのうち9.8%が退職代行サービスを利用したことがあると答えたというのは、驚きです。
退職代行サービスの利用は、ゴールデンウィーク明けに多いというデータもあるようですし、五月病のような安易な理由で、退職代行サービスを使い、簡単に離職を決行してしまう若者が増えることには懸念を感じます。
普段から会社内のコミュニケーションを円滑にし、ちょっとした不満や不安を日ごろから口にしてもらえるような環境作りが大切ですね。