‘’平成最後‘’の新入社員意識調査 ―転職は「パワハラ・セクハラ」

 一般社団法人日本能率協会(JMA)は、新入社員向け公開教育セミナーの参加者を対象に、仕事や働くことに対しどのような意識をもっているか調査を行い公表しました。

 それによりますと、平成から令和に元号が変わることに対し、不安・期待・どちらともいえないを聞くと、どちらともいえないが約4割を占め、今の気持ちをあらわす漢字として、「不」が増加しているそうです。変化の激しい時代における不安の表れかとされています。

 仕事をしていく上で不安に感じていることとしては、「仕事での失敗やミス」と「上司・同僚など職場の人とうまくやっていけるか」が同率でトップとのこと。意欲はあるが、失敗を恐れる傾向が見られるとされています。

 転職を考えるシチュエーションは、「パワハラやセクハラにあたったとき」が断トツだそうです。女性に限ると8割がそう答えたそうです。働き方・職場環境に、より一層目を配る必要がありそうです。