就職活動 企業と学生の接点 インターンシップは「早期化」と「多様化」

 株式会社マイナビは、2019年卒業予定の学生を対象とする、企業の採用活動と学生の就職活動状況および今後の展望をまとめ発表しました。

 それによりますと、内々定率は5月末ではじめて6割を超え、6月末時点で2社以上の内々定を保有している学生は全体の45.2%となったそうです。企業は内々定辞退への対策や対応にせまられ、対策を開始する時期を「早める」と回答した企業は28.6%と前年を上回わりました。

 学生のインターンシップ参加率は78.7%。企業の実施率は48.6%に達しています。また、企業は「キャリア授業への協力」「社内・工場見学」「OB・OG訪問の受け入れ」や、「産学連携プロジェクト・ビジネスコンテスト」の実施など、インターンシップ以外の活動も広がりを見せており、企業と学生の接点は「早期化」に加えて、「多様化」しているとされています。